コピー機・複合機をリースまたは購入で導入する場合はメーカーと保守契約を結ぶ必要があります。 保守契約にはカウンター保守契約とキット保守契約があり、一般的にカウンター保守契約が選ばれることが多いです。このカウンター保守契約で発生する費用がカウンター料金です。この記事ではカウンター料金について詳しく解説していきます。

コピー機・複合機のカウンター料金とは？

カウンター料金とはリース契約しているコピー機・複合機で印刷した枚数(カウント)に応じて支払う料金です。またカウンター料金はモノクロ印刷とカラー印刷でそれぞれ料金が異なります。
そしてこれらの料金を毎月支払うことで、トナーの交換やメンテナンスサービスをその都度高い費用を支払うことなく受けられます。

コピー機・複合機のカウンター料金のメリット

コピー機は平均５～６年という長期スパンで使用するものになります。それに伴い定期的にメンテナンスを行う必要があり、故障した際には修理しなければいけません。
また、印刷物が多い企業はトナー（粉インク）交換が高頻度で発生します。これらの保守点検費用、消耗品費用は非常に高額で頭を悩ませる問題です。例えばサービスマンを呼んだ場合派遣費用だけで数万円、更に交換する部品代や技術料などで数万円がかかってしまいます。

しかしカウンター保守契約を結ぶことで、これらの費用は印刷する枚数に応じて支払うカウンター料金に含まれるようになるため、高額な修理費用やトナー購入費用を都度支払う必要はなくなります。そのため長く使うほど会社の運用コストを削減することが可能です。

コピー機・複合機のカウンター料金のデメリット

カウンター保守契約は月のコピー機・複合機での印刷枚数が0枚であっても最低利用料金がその月にかかります。それなりに印刷するだろうと思い、カウンター保守契約にしたが実際はそこまで印刷枚数は多くなかった…、という場合でも保守契約形態は一度確定してしまうと原則変えることができないため注意が必要です。自社の印刷枚数がそこまで多くない小規模オフィスの場合はメーカーからトナーを購入することで保守を受けるキット保守契約が向いています。

コピー機・複合機のカウンター料金の相場はいくら？

気になるカウンター料金の相場はいくらなのでしょうか？アスクルが行ったアンケート調査では

モノクロ：1枚あたり2.3円
カラー：1枚あたり13.4円

アスクル：コピー機・複合機リース、カウンター料金の相場はどれくらい？より参照

例えば上記の場合モノクロ2.3円で5000枚印刷した場合

2.3（円）×5000（枚）＝11,500（円）

11,500円+税が保守点検費用・トナー代込みのカウンター料金として請求されることになります。

これと同時に月々のリース代も一緒に払う形となります。

また、都市部はオフィスが集中しておりコピー機の設置台数が多いため、地方に比べるとカウンター料金が若干安くなる傾向があります。

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