コピー機のリース契約には審査があるのをご存じでしょうか。オフィスにコピー機の導入を検討していても、審査に通らない限りリース契約は結ぶことができません。ここでは審査の流れと審査を通過するためのポイントについて解説します。
目次
リース契約の審査の流れ
販売店にコピー機の見積もりを申し込み
まずは販売店(コピー機屋さん.comなどもこちら)に問い合わせを行い、用途にあったコピー機を選定、見積もりを取ります。
<販売店選びのコツは?>
販売店はお近くの会社を選んでも良いですし、選びきれなければ一括見積もりサイトに見積もりを申し込むなどの方法もあります。販売店はメンテ依頼や操作方法のお問い合わせなどで数年にわたる長いお付き合いとなりますので、価格の安さだけではなく、総合的に判断することをおすすします。
リース会社の審査
販売店に見積もりを取り、価格や保守にご納得いただいたら申し込みとなります。申し込むと、販売店からリース会社に連絡が行き、審査に入ります。審査は、会社の業績や代表者の情報(後述の住宅環境や滞納歴など)などから総合的に判断され、場合によっては審査に通らずに契約できないことがある可能性があります。
会社規模や経営状況などで通りやすいリース会社、通りにくいリース会社が変わります。販売店は通常複数のリース会社と契約しているので、お任せすればお客様に合ったリース会社を選んでくれます。
契約、納品(設置)
審査を通過したら本契約です。「会社の印鑑証明書」「商業登記簿謄本現在事項全部証明書」などの必要書類を準備します。契約締結後、指定された日時にコピー機が納品される流れです。
審査通過のポイント
会社の代表者の情報
リース契約において重要視されるのは信用です。これは、会社(法人)だけでなく個人事業主も対象です。審査されるポイントは、代表取締役の年齢、持ち家か賃貸かなどの住宅環境、滞納歴などの信用情報が対象になります。特に滞納歴がある場合は審査に通りにくくなります。これは、リース料金滞納のリスクを避けるためです。また、代表者の年齢が70歳以上または20代前半の場合は、連帯保証人が必要な場合もあります。
会社自体の情報
会社の業績も重要なポイントです。業績悪化による滞納、倒産や破産による契約破棄はリース会社としては避けたいためです。このため、時勢によって倒産・閉店のリスクが高まっている業種や風俗業は審査に通りにくい可能性があります。また、リースの契約期間は基本的に3年~です。営業年数が3年以上の会社の方が審査に通りやすい傾向にあります。
また、リース会社は審査の際、帝国データバンクや東京商工リサーチなどのデータベースを参照しています。これらの団体に登録がある方が、審査に有利になる可能性があります。
<ポイント>審査にはHPの有無も見られている!?
コピー機屋さん.comでは相模原を中心に東京・神奈川近郊の小・中規模の会社様とのお取り引きが多くいただいておりますが、HPをお持ちでない会社様も多くいらっしゃいます。しかし、リース会社は審査の際前述のデータベースはもちろん、HPの有無も見ています。HPをお持ちでない会社様は、こういった期に立ち上げをおすすめしております(大掛かりでなくても会社情報がしっかり確認できれば大丈夫です!)。
審査に通りやすくするには
新規開業など会社の業績を証明する手段がない場合は、賃貸契約書や開業届けなどを提出しましょう。そのほか、前述の代表者情報がクリアであれば問題なく通過できることがほとんどです。
また、代表取締役に滞納歴がある場合は、信用情報が回復してから申し込みましょう。滞納金を支払ってから5年以上経過すれば、信用情報がクリアになり、審査に通りやすくなります。
販売店とリース会社の関係が審査に影響する!?
あまり知られていないことですが、実は販売店とリース会社の関係が審査に影響することがあります。具体的には、顧客の倒産や滞納・クレームが多い販売店はリース会社からの評価が下がり、その販売店からのリース審査依頼が通りにくくなってしまうのです。
コピー機屋さん.comでは数多くのリース会社と安定した取引実績がありますので、安心してお任せください。
■まとめ
リース審査には様々な条件がある、という解説でした。ただ、安心材料が揃っていれば審査にも通りやすくなるでしょう。審査基準もリース会社によって異なるので、まずは相談してみるのがおすすめです。