リースしているコピー機が故障や、破損してしまった場合はどうすればよいのでしょうか。中には、コピー機のリースが解約になると思っている方もいるかもしれません。
今回は、リースしているコピー機が故障や破損した場合にどうなるのかをご紹介いたします。
もしリースしているコピー機が故障・破損したら
リースしているコピー機が故障・破損してしまったら、新しいコピー機を持ってきてくれるのでしょうか?いつも使っているコピー機が壊れてしまったらどうなるのかを説明します。
リース契約は解約にならない
コピー機が壊れてしまっても、リース契約はそのまま継続されます。リース契約は高額なコピー機を自社に代わって販売店が購入する契約なので、購入費用を支払い終わるまで、リース会計基準で定められた月額利用料を払い続ける必要があるのです。
原則として修理対応になる
壊れたコピー機は、販売店に連絡を入れると「保守契約」に基づき、修理・メンテナンスすることになります。販売店側がメーカーと連携し、部品交換(場合によっては回収)などで不具合や故障の解決をします。
破損原因によっては保険の対象になる
破損の原因が、火災や落雷などの自然災害や第三者によるいたずら、漏水などの場合、動産総合保険の対象になります。保険会社から保険金が下りる可能性があるので、貸主である販売店に相談してみましょう。
もし「故障かも!」と思ったら
故障かもしれない場合、以下3つの点をまずは確認しましょう。
備品の確認をする
印刷用紙やインクなどの備品が切れていないか、電源コードがつながっているかなどをチェックしましょう。
IPアドレスやパソコン側に問題がないかを確認する
コピー機のネットワーク上の住所であるIPアドレスをチェックしてみましょう。PCサイドの操作ミスや、ネットワーク関連機器(ルーター)を交換したなどでIPアドレスが意図せず変わってしまっていた、ということもあり得ます。
修理業者を勝手に呼ばない
保守契約を結んでいる場合には、修理業者ではなく、まずは販売店に一報を入れましょう。自社で選んだ修理業者に修理を依頼してしまうと、契約違反になることがあります。
まとめ
リースしているコピー機が動かなくなった場合、焦って自己判断による不適切な対処をしないよう、販売店と連携を取りながら対応していきましょう。