会議で使用する資料を印刷した際に、それらの印刷物をホッチキスで止めて製本している方が多いと思います。しかし大掛かりな会議や会社説明会がある際に、何百部もホッチキスで止めて製本するのは時間も労力もかかります。
しかし、今現在のコピー機ではオプションで印刷物にホッチキスを止める機能をオプションで追加すること可能で、上記の事務作業から開放され劇的に作業スピードを早めることが出来ます。
顧客向けに資料を大量に印刷してそれらを冊子とし製本することが多い方はぜひ参考にしていただければと思います。
目次
複合機(コピー機)でホッチキスを止めるフィニッシャーという機能
コピー機・複合機で印刷したものを1つにまとめてホチキス止めする機能をフィニッシャーといい、基本的に標準ではこの機能はついておらず、オプションとしてコピー機を導入する際に追加することで使用できます。
フィニッシャーには「インナーフィニッシャー」と「サドルフィニッシャー」の2種類があります。
インナーフィニッシャー
インナーフィニッシャーは下記の条件の方におすすめです。
・印刷物を2枚~50枚以下で、ホッチキス止めする事が多い
・導入するコピー機の印刷速度が、低速~中速程度(印刷速度が1分あたり25枚程度まで)
・オプション価格を抑えたい
インナーフィニッシャーは、複合機・コピー機の排紙部分に取り付けて使用するので、後述する「サドルフィニッシャー」を取り付けるよりも場所を取らず、オプション部品として導入しやすいのが特徴です。
サドルフィニッシャー
サドルフィニッシャーは下記の条件の方におすすめです。
・印刷物を50~100枚でホッチキス止めをして分厚い資料を作ることが多い
・導入するコピー機の印刷速度が中速機~高速機(印刷速度が1分あたり25枚以上)
・月に5000枚以上の印刷物で製本するため、タフなフィニッシャーが欲しい
サドルフィニッシャーは画像のようにコピー機の側面に外付けで設置します。オプション価格としてはインナーフィニッシャーより高価になりますが、分厚い資料を大量にホッチキス止めすることが可能です。
また、サドルフィニッシャーの大きな特徴は、ホッチキス止めだけでなく、印刷物を中折・中綴じすることが出来る点です。
例えばパンフレットを1部作る場合に
・インナーフィニッシャーでA4用紙2枚をホッチキス止めして1部作る
・サドルフィニッシャーでA3用紙1枚を中折して1部作る
どちらもパンフレットが1部出来るのに、前者は2カウント使用しているのに対し、後者は1カウントで済んでいます。
これが厚めのパンフレットを大量に印刷することになった場合、カウント消費量に大きな差が生まれます。
そのため大量の冊子を印刷する機会がある場合は、最初の導入費は割高でも使用するカウント数を考慮すると、カウント費を抑えられるサドルフィニッシャーの方がお得になるケースが多いです。
フィニッシャーはあとから追加することが出来る
フィニッシャー機能はすでに導入しているコピー機にオプションとして、あとから追加して装着することも可能です。
その場合は最初からオプションとして導入するよりも割高になる場合が多いため、コピー機を導入する際に、はじめからオプションとしてフィニッシャーを付けたほうがお得になるケースが多いです。まずはコピー機を購入した販売店に相談してみましょう。
まとめ
フィニッシャーをコピー機に付けることで印刷物をまとめてホチキスで止めるだけでなく、印刷物を紙折りしてくれたり、紐を通すためのパンチ穴を開けれたりと、業務の手助けをしてくれます。
コピー機屋さん.comではこうしたオプションのコピー機を揃えていますので、ぜひお気軽にご相談ください。