「コピー機の保守契約って必要?」
「保守契約に入っていないけど、コピー機が壊れてしまった」
などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
コピー機の利用の仕方によっては、保守契約に入っていない場合もあるかと思います。
保守契約に入っておらず、コピー機が故障してしまった場合はどのようにすればよいのでしょうか。そんなお悩みを解決するために、本記事では、都度修理ができる「スポット保守契約」について解説します。
スポット保守契約のメリットやデメリット、平均価格も紹介しているので、コピー機の保守契約についてお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
コピー機の保守契約とは?カウンター保守契約とスポット保守契約の違い
コピー機の保守契約とは、メンテナンスを行ってくれたり、トラブルの際に修理をしてくれるサービスのことです。コピー機は精密機器であるため、不備が発生しやすく、修理回数も多くなる傾向があります。
契約形態によって、さまざまな保守契約があるため、自社のコピー機に合わせた保守契約を結ぶことが大切です。ここからは、保守契約の中から、「カウンター保守契約」と「スポット保守契約」について解説します。
カウンター保守契約
「カウンター保守契約」とは、業務用コピー機の約8割に適応されている、最も一般的な保守契約のことです。カウンター保守契約では、印刷した枚数分の使用料を支払う代わりに、修理代・トナー代が無料です。
修理にかかる突発的な費用がなく、安定した保守サービスを見込めますが、あまり使用頻度が高くない場合は、割高になることもあります。
▼カウンター保守契約のポイント
・最も一般的なコピー複合機の保守契約
・毎月、契約時に定められた保守料金がかかる
・修理費用は無料
スポット保守契約
「スポット保守契約」とは、不具合が起きた場合に都度修理する保守契約のことです。毎月かかる継続的な支払いを最小限に抑えられることが特徴です。
スポット保守契約は、主に中古コピー機やネットオークションで購入した安価なコピー機に適応されることが多く見られます。
スポット保守契約で修理を依頼する場合は、各メーカーや「スポット修理センター」などと呼ばれるコピー機の修理専門業者に依頼します。
▼スポット保守契約のポイント
・中古コピー機に適用されることが多い保守契約
・継続的な支払いは最小限に抑えられる
・不具合発生時に、都度、修理費用が発生する
スポット保守契約のメリットデメリット
スポット保守契約では、保守にかかる継続的な支払いを最小限に抑えることがメリットです。機器に問題が発生しなければ保守にかかる費用も発生しないので、定額利用料の削減につながります。
しかし、故障した際の修理費用を実費で払わなくてはならないため、修理費用が高額になってしまう可能性があります。
コピー機は定価100万円程度の高価な精密機器であるため、修理の部品費用だけでも高額になる傾向です。さらに、出張型で修理を行うため、出張費用・作業代(技術料)がかかります。依頼内容や頻度によっては、費用が割高になってしまうこともあるため、注意が必要です。
「保守にかかる毎月の費用が少ない」というメリットを活かすためには、故障の都度買いなおす場合など、「保守を重要視していない場合」や「短期間しか使用しない場合」などに利用することをおすすめします。
▼スポット保守契約が適した場合
・故障したら買い替えを検討している場合
・利用頻度が極端に少なく、故障が発生しづらい場合
・中古コピー機で、カウンター保守の対象外だった場合
スポット保守契約の平均価格
ここからはスポット保守契約の平均価格をご紹介します。コピー機の種類や対応業者によって価格が変動することがあるため、あらかじめ詳細を確認のうえ、修理を依頼することがおすすめです。
・ドラムユニットの故障
例)部品代:約200,000円+出張料金/基本料金:約25,000円=修理費用合計:約225,000円
・転写ユニットの不良
例)部品代:約25,000円~35,000円+出張料金/基本料金:約25,000円=修理費用合計:約50,000円
スポット保守契約まとめ
コピー機のカウンター保守契約に入っていない場合は、都度修理する「スポット保守契約」の活用がおすすめです。スポット保守契約では、毎月の保守にかかる費用を最小限に抑えて、コピー機を利用できます。短期間や低頻度の利用の場合などに効果的な保守契約です。
コピー機屋さん.comでは、一部を除いた東京・神奈川エリアでスポット保守契約にも対応しています。他社で購入された中古コピー機で故障・トラブルなどがあった場合にも、安価な価格で対応可能です。コピー機の保守についてお困りのことがあれば、コピー機屋さん.comにお気軽にお問い合わせください!