いよいよ待ちに待った大型連休が到来しますね!訪れる長期休暇のためしばらくオフィスを空ける会社様も多いかと思います。そんなときに「会社のコピー機は長期休暇中に電源を切った方が良いのかな?」と疑問に思う人も多いはずです。この記事ではオフィスを連休で空ける際にコピー機の電源を切った方が良いのかを解説していきます。

長期休暇でもコピー機の電源は切らないほうが良い

結論から言うとオフィスを長期で空ける際もコピー機の電源は切らないほうが良いです。ひと昔前のコピー機は節電などの観点から電源を切ったほうが良いと言われていましたが、コピー機が進化したことで長期間使用しない場合でも電源を切らないほうが良いという認識が常識になっています。

コピー機の電源を切らないほうが良い3つの理由

現在コピー機の電源を切ることによるデメリットはメリットよりも多くなっています。そのためコピー機の電源を切らないほうが良い3つの理由を述べていきます。

1.電源を切るとFAXの受信ができなくなってしまうため

コピー機の電源を切っている間はFAXを受信することが出来なくなります。そのため長期休暇中にコピー機の電源を切ってしまうと、例えば取引企業様がFAXを送信することが出来ず、迷惑をかけてしまった…などのようなことが起きてしまう可能性があります。

2.電源を切るとメーカーが機器の情報や状態を管理できなくなるため

コピー機は操作していない時でもメーカーのサーバーと通信して機器の情報や状態を管理しています。そのためコピー機の電源を切ってしまうとメーカーとの通信が途絶えてしまい、機器に異常が生じた際に原因解明が難しくなります。またメーカーと通信している状態は複合機への不正アクセスを防ぐファイアウォールの働きも含まれているため長期休暇ほど電源は切らないほうが良いです。

3.コピー機の電源を切ると紙詰まりが起きやすくなるため

コピー機は電源を入れている間は内部に設置されているヒーターが暖められることで除湿機能が働き、紙を湿気から守ってくれています。電源を切るとこの機能がストップするため、湿気により紙詰まりが起きやすくなってしまいます。

コピー機の主電源と副電源の違いについて

コピー機には「主電源スイッチ」と「副電源スイッチ」の2つのスイッチがあります。

主電源              副電源

コニカミノルタ:bizhubC454eユーザーズガイドより画像参照

主電源スイッチを切るとFAX受信が出来なくなりますが、副電源スイッチを切るとスリープモードという消費電力をおさえて待機している状態になり、この状態ではFAX受信が可能です。かなりの期間オフィスを空けてしまうため、どうしても電源は落としておきたい…、でもFAX受信はしたいという会社様は副電源スイッチを切ればこの問題は解決します。

コピー機のお悩み・相談はコピー機屋さん.comへ

基本的に現在使用されているコピー機は電源を入れたままでOKという認識で大丈夫です。複合機は日々進化しており昔と取り扱い方が変わっているケースも多々あります。コピー機屋さん.comではお客様のコピー機の取り扱いに関する疑問や悩みを解決いたします。お気軽にメールフォームや、お電話、右下のチャットからご相談ください。