オフィス業務には欠かせないコピー機ですが、新規事業で初めてコピー機を導入する際にどのコピー機メーカーにすればいいか迷われる方が多いと思います。この記事では数あるコピー機メーカーの中から国内コピー機生産のパイオニア、富士フイルムについて解説していきます。
富士フィルムのコピー機の歴史
アメリカのゼロックス社は世界で初めて「乾いた」紙のまま印刷できるコピー機「Xerox 914」を1959年に発売し、コピー機業界に革命を起こしました。その後1962年にゼロックスは富士写真フイルム株式会社(現:富士フイルム)と合弁会社として合併して富士ゼロックス株式会社が設立され、同年に日本で初めてのコピー機「富士ゼロックス914」が発売されました。
発売された当初、日本ではコピー機の文化が普及していなかったため、オフィスでは「コピーして」ではなく「ゼロックスして」と言われていたそうです。
発売当初の富士ゼロックスは非常に高額だったので、導入できるのは官公庁や公社・大企業だけに限られていました。その時に築き上げた信頼と実績が、高額だけど高品質というブランドイメージを作り上げたことでコピー機業界で1位のシェアを確立し、今なお官公庁や大企業で人気があります。
富士フイルムのコピー機の特徴や評判
国内コピー機メーカーの先駆者である富士フイルム(富士ゼロックス)のコピー機の特徴を解説していきます。
9年連続で顧客満足度No1
富士フイルムのコピー機は世界的な市場調査会社「JDパワー」の調査結果において年連続で顧客満足度1位を獲得しています。故障しにくいのはもちろんのこと、印刷品質の高さや印刷スピードの速さなどコピー機の性能において世界を唸らせるクオリティを実現させていることがこの結果からわかります。
他メーカーを圧倒する保守サポート体制
コピー機を導入した後の保守サポートを実施するメンテナンス拠点数が富士フイルムは一番多いと言われています。そのため都内・地方のどこのオフィスでもトラブルが生じた際はすぐに対応してもらえます。
高品質な印刷技術
2021年4月5日に発売された「ApeosPro」シリーズは、世界初の2400×2400dpiの高解像度で印刷が可能になりました。印刷技術の高さは数あるメーカーの中でも頭一つ抜けているといってもよいでしょう。
富士フイルムのコピー機のデメリット
数あるコピー機メーカーで唯一無二の存在である富士フイルムですが、他メーカーと比べて弱点も少なからずあります。
価格が他のメーカーと比べて高い
前述のとおり富士フイルムの歴史を紐解くと、官公庁や大企業から富士フイルムのコピー機が導入されブランドとして確立していった経緯から、多少高額でもブランドを重視したい会社から人気があるため、本体価格は他メーカーより1.2〜1.6倍ほど高いです。それに伴いカウンター料金も他メーカーより高い傾向があります。
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