OA機器として欠かすことが出来ないコピー機(複合機)ですが、様々なコピー機メーカーが国内にあるなかで、どのコピー機を選ぶべきか迷われるかと思います。今回はコピー機メーカーとして国内だけでなく海外でも人気があるコニカミノルタのコピー機(複合機)の特徴について解説していきます。
コニカミノルタのコピー機の歴史
東京では有数の薬問屋を営んでいた杉浦六三郎が自身を初めて撮影した写真に感動し、1873年に写真材料の取り扱いをはじめます。1879年には写真材料と薬を取り扱う「小西本店」を日本橋に開業。これが後のコニカ株式会社の創業になります。
その後、小西六写真工業株式会社となり1903年に日本初の量産カメラ「チェリー手提暗函」と、日本初の撮影した写真を焼付ける印画紙「さくら白金タイプ紙」を発売し、写真館でしか出来なかった「カメラで撮る」という行為が一般の人にも広がりました。
1940年に国産初のカラーフィルム「さくら天然色フィルム」発表し、カラーフィルムは報道、印刷、研究、医学関係、軍事と広く使用されました。
その後は世界初の連動ストロボ内蔵35mmカメラや、世界初の自動焦点カメラなど、革新的な商品を数多く生み出すなかで、1971年には国産初の複写機U-Bix 480を発売し、カラーフィルム技術で培った高画質な印刷性能が反響を呼びました。
2003年にはミノルタと経営統合し、2007年にはカメラ事業から撤退しましたが、それ以降は複合機開発に力を入れ、コニカミノルタの代名詞とも言えるbizhubシリーズを開発したことで、国内はもとより国外の売上が8割を占めるほど世界的に有名なコピー機メーカーとなりました。
コニカミノルタのコピー機のメリットに関する特徴や評判
国産カメラの先駆者でもあり印刷技術に定評があるコニカミノルタのコピー機の特徴を解説していきます。
世界が認める美しい印刷技術
コニカミノルタはカメラ・フィルム事業のコニカと複写機事業のミノルタが合併したメーカーであり、カメラ事業やフィルム事業において国内のパイオニアとして長年培ってきた技術がコピー機に活用されていることから、画質の美しさと発色の鮮やかさは国内だけでなく世界から定評を得ています。
コピー機メーカーで唯一のグッドデザイン賞を受賞
コニカミノルタはコピー機が史上初めてのグッドデザイン賞を受賞したメーカーであり、直近では2019年と2020年にも受賞しています。全体は黒を基調としながらそこに白が流れるデザインはどんなオフィスにもスタイリッシュに設置が可能で、単色が中心だったコピー機業界に衝撃を与えました。
PostScript(ポストスクリプト)に標準で対応
PostScriptとは、Adobeが開発した図形を表現する(どんな色で、どんな形で…のように)プログラミング言語のことです。プリンターに対してPostScriptを使って指示を出すと、制作環境やプリンター性能に左右されず意図通りの出力結果を得ることができます。
PostScriptは多くのメーカーのコピー機でオプション扱いとなっていますが、コニカミノルタのコピー機は標準で対応しています。そのためデザイン事務所などに人気があります。
コニカミノルタのコピー機のデメリットに関する特徴や評判
弱点が見当たらないコニカミノルタですが、他メーカーと比べてデメリットはあるのでしょうか。
国内のメンテナンス拠点数は少なめ
コニカミノルタは国内シェアは高いほうですが、メンテナンス拠点数では約200拠点を持つキヤノンや、300拠点以上を持つ富士フイルムと比べると、コニカミノルタが持つメンテナンスは約120拠点と大手コピー機メーカーとしてはやや少なめです。
しかしこれはコニカミノルタが「CS RemoteCare遠隔診断システム」を導入しているからでもあります。
コピー機に異常が生じた場合、自動的にその情報をCSRCセンターに転送し、サービスエンジニアがサポート要望の電話を受ける前に到着するシステムを導入しているため、拠点数が少なくても十分なサポートが受けられるのです。
しかし日頃から頻繁にメンテナンスサービスを受けたい場合はメンテナンス拠点数がデメリットに感じるかもしれません。
コニカミノルタ:CS Remote Care 遠隔診断システム
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